アルトコインの新たな弱点

今回のコインチェックGOXから、アルトコインの新たな弱点が見えた気がします。NEMの場合はマルチシグという鍵を複数かける方法がセキュリティのために推奨されていますが、取引所としてはBTC用に作った仕組みを再利用するというのが通常取られるでしょう。つまり、各通貨専用の対応はできるだけ避けたいのが取引所であるし、それをする前にサーバーの処理速度を上げる方が利益につながるのでそっちをやるでしょう。あるアルトコインに脆弱性が見つかったとしても、パッチを当てるのも個別コイン対応になってしまうし、まずはそのコインの取引を止めるし、止めているうちにもコインの値段は下がっていく。弱小コインほどそういうことが起こるわけで、取引所方向からそういうリスクがあるというのは覚えておきたい。